お子さんを叱る時、注意していることはありますか？年齢にもよりますが、もう言葉のわかる3歳～4歳くらいの子で考えてみます。まずは「怒鳴ること」。どうしても感情に任せて怒鳴ってしまいがちですが、恐いと思われて何がいけないのか、怒られる本質がわからないと解決にはなりません。怒られる理由を明確にしましょう。子どもにわかるよう説明してあげます。また、大勢人がいる前で叱るのもよくありません。子どもをひどく傷つけてしまいます。できれば2人になり、話を聞くか、ダメな理由を説明してあげるようにしましょう。体罰はもちろんよくないです。命にかかわる事態以外は手をあげることはなるべく避けたいですね。
子育てには「叱る」ことも含まれます。怒って感情的になってしまい、あとで子どもにかわいそうなことをしたな、と反省したり、叱ることが難しいと感じることはあると思います。保育園、託児所の保育士さんはどのようにしているのでしょうか。子どもとの信頼関係を築けているかも重要かもしれません。叱るということは子どもを傷つけてしまいますので、感情的にならないように気をつけましょう。「～しなさい」ではなく「～しようね」の方が子どももいうことを聞くのです。危険なことが起きそうな時はしっかり叱ることも必要ですが、なぜしてはいけないのか、理由付けも伝えるのがよいでしょう。叱る時も愛情を持って接することを忘れないようにしたいですね。
子供の叱り方はこうした方がいいなどと言えるものでもありません。ただ大きい声を出して叱っても、恐がらせるだけですし、叱らずに放っておくというのも勧められる育児ではありません。託児所などで集団生活を行っていると、日々友達同士のいざこざなども起こっているかもしれません。お仕事をしているお母さんは、あとで保育士さんから報告を受けることになると思います。保育士さんは叱ることはありません（場合による）。起こったことをきちんと受け止め、お子さんにやっていいこと、悪いことを教えるのは親の役目です。叱ったあと、理解してくれたことを褒めてあげるのはいかがでしょうか。言うことを聞いてくれてありがとう、という気持ちでいるとお子さんもきっとわかってくれると思います。
